深場考2

との考察シリーズ①

川全体が大きなパンニング皿であると考えれば、深場の底にNがあるのは当然だろうか。パンニングの場合は激しく動かしすぎると皿から溢れてしまうから違うのか。いや、川では溢れることなくNは次の場所の深みに進むだけだから同じか。これは定説のコーナー内側に留まらず外側を通ったNがどこに止まるか論と似ている。

コーナー外側を通ったNが別のコーナーの内側に止まるのか、それとも外側の深場で止まるのか。内と外、浅い深い、流れの弱い強い、挟まると沈む、発見し易い難い、これらは複合的に絡み合う。内か外かだけのデータを集めても意味がない。ただ、挟まって止まる時にも自然選鉱されて段差に止まる時にも常に重力の働きは存在する。重力だけは特別な存在。そう考えるとやはり浅場よりも深場の方が確率は高いのか。

挟まって止まるNと重力で止まるN。当然その複合型もある。巨大Nは挟まっていたり、台風後に置かれるように止まっていたり、と浅場での発見話は多い。仮に深場よりも浅場のほうが止まりやすいとすればその要因は何か。重力のかかり具合が違うのだろうか。単なる発見しやすさだけではない気はしている。

ヒビの位置は緩やかに凹んでいる場所よりは緩やかにむくっている場所のほうが良い結果が出ている気がする。その勘が正しいとすれば、深場は不利かもしれない。深場は凹んでいるので流れは∪の字型になり、濁流時の本流からは負圧になり重力方向の力がかかりにくくなる。一方凸部は∩の字型の流れとなり本流からの圧力が強くなり重力方向の力もかかりやすくなる。(←新説?)

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(↑分かりにくかったのでスケッチ追加)

ここまで考えているうちに深場探索の気力が減ってきたかも。やはり浅場か。

ただ、N移動時の流れは一定ではない。台風濁流時の流れの強さ最大から数日かけ徐々に通常の状態に戻る。濁流時の最大の強さではうまく自然選鉱されていても、最大から自然に戻る途中の若干弱まった濁流時に放出される状況もある。深場では濁流弱まりかけの堆積石に挟まっている状況が多い気もする。これまでの自分の深場経験からは深場のヒビからは発見できていないが砂や岩などの堆積が溜っている深場からの結果は割と良い。