トノの砂金

ある採集家の思考 2015.9〜2017.4 2018.4〜2018.7 2019.1~

藻の生えた砂金

前回、大型台風で移動した砂金であると推測した理由は、深場の川底で見える状態で発見した際に、砂金表面の窪みや細かい石英の部分に付着していた藻の状態による。生え方にムラはなく、藻の長さは5㎜程度で綺麗に揃っていた。周辺の石や岩盤に付着した藻も新しく、台風から半年の間に成長したと思われる状態であった。大粒砂金が大型台風で動くことは当然だが、藻の生えた状態の大粒砂金は新発見かもしれない。

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